思わぬ壁にぶつかる!?綿の作業服を乾燥機に入れる際の注意点

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お疲れ様です。個人事業主の嫁です。

7月中旬、そろそろ梅雨明けですかね。

梅雨時期に困ること、たくさんありますよね?

蒸し暑い!とか、カビ臭い!とか、

湿気で髪型が決まらない!!とか。

その中でも、作業服が乾かない問題が第一位だと認識しております。

とくに火を使用する現場の作業服は、

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維だと火の粉が飛んだ箇所が溶けてしまい、

やけどなどの怪我の原因になるため、熱に強い【綿100%】を着ることが多いです。

綿の作業服が工事現場での仕事に向いている理由

以下に、その主なポイントをご紹介します。

通気性と快適さ

綿は通気性に優れ、肌に密着しすぎずに空気の循環を促進します。

これにより、暑い季節や長時間の労働中でも快適に感じることができます。通気性が高いため、汗を効果的に吸収してくれるのも特長です。

吸湿性

綿は水分を吸収しやすい素材です。

工事現場では、汗や雨などからくる湿気を吸収して、体をドライで保つ助けになります。

これにより、肌の健康を維持し、不快感を軽減することができます。

耐久性と耐摩耗性

綿は一般的に丈夫な素材であり、耐久性があります。

工事現場のような環境では、荒い表面や擦れによる摩耗に対しても比較的耐えることができます。

これにより、作業服の寿命が長くなり、経済的な利益をもたらす可能性があります。

熱の調節

綿は熱の調節にも優れています。暑い季節には涼しく、寒い季節には暖かさを保ちます。

これにより、季節の変化に対応できる作業服として適しています。

低アレルギー性

綿は一般的に肌に対して低アレルギー性があります。

敏感肌の方やアレルギー体質の方でも安心して着用できる素材です。

環境への配慮

綿は天然素材であり、環境への負荷が比較的低いです。

また、リサイクルも可能なため、環境への配慮が求められる今日の社会においても選択肢として優れています。

ただし、作業内容や環境によっては、他の素材も検討する価値があります。

綿は天然繊維のなかでも、熱に強い素材として重宝されています。

…が、乾きにくい!!

綿は吸水性が高く、反対にポリエステルは吸水性が低いから早く乾くそうです。

…が、安全の為にも【綿100%】を変えるわけにはいかない。

”綿”が乾きにくい理由

以下に、その主な理由を説明します。

吸湿性

綿は水分を吸収しやすい特性を持っています。

この吸湿性が高いため、湿った状態になると水分を多く保持し、乾燥するまでに時間がかかります。

綿繊維が水分を保持している間、乾燥の過程が遅くなるのです。

水分の拡散

綿繊維は吸湿性が高い一方で、水分を拡散させる能力が限られています。

湿った状態になると繊維の中に水分が広がり、均一に拡散されずに一部の部分が濡れたまま残ります。

これによって乾燥が遅くなることがあります。

空気の循環

綿は通気性が高いとは言えるものの、湿った状態では空気が繊維に固執されることがあります。

湿った状態の繊維が空気を阻害し、乾燥を遅らせることがあります。

外部環境の影響

綿が乾きにくい理由には、外部の気候条件も影響を及ぼすことがあります。

湿度が高い環境では、周囲の湿気が繊維に吸収されるため、乾燥に時間がかかる傾向があります。

綿の吸湿性や柔軟性は多くの場面で利点となりますが、湿気の多い状況下では乾きにくい特性を持つことがあります。

特に速乾性が求められる場面では、合成繊維や特殊な加工を施した素材が選択肢として検討されることもあります。

というわけで、

たぬ
たぬ

お日さまが乾かしてくれないなら、

コインランドリーの乾燥機さんにお願いすればいいじゃないの♪

乾燥機に入れてはいけないもの

  • セーター・ウールの衣類
  • 絹製品
  • 毛皮・皮革製品
  • タンブラー乾燥禁止表示のもの
  • のり付けした衣類
  • ぬいぐるみ
  • 和服・和装小物

ここまで読んで、よし、うちの作業着は大丈夫!と思ったら…

食用油、動物系油、機械油、ドライクリーニング油、美容オイル、ベンジン、シンナー、ガソリン、樹脂などの付着した衣類や、ポリプロピレン繊維性の衣類は洗濯後でも絶対に乾燥機に入れないでください。

ねぇ、ダメじゃん。グリース(液状潤滑油)が付いてる可能性を忘れてた!!

綿の作業服を乾燥機に入れるメリット3つとデメリット4つ

たぬ
たぬ

そもそも、綿って、乾燥機に入れていいの??

メリットとデメリットを調べたよ!

メリット

時間短縮

乾燥機は高温で作動するため、綿の作業服が自然乾燥するよりも迅速に乾かすことができます。

これにより、次の使用までの待ち時間を短縮できます。

柔軟性の維持

綿は自然乾燥する際、固くなることがありますが、乾燥機を使用することで柔軟性を保ちつつ乾燥させることができます。

しわの軽減

乾燥機は繊維を動かすことで、作業服にできるしわやシワを軽減するのに役立ちます。

デメリット

収縮のリスク

熱によって綿の繊維が収縮する可能性があり、作業服のサイズや形が変わる可能性があります。

特に高温での乾燥は、このリスクを高めることがあります。

繊維の劣化

高温や激しい摩擦によって、綿の繊維が劣化する可能性があります。

長期間にわたって乾燥機を使い続けると、作業服の寿命が短くなることがあります。

色落ちや退色

綿の染料は高温で退色しやすい場合があります。

乾燥機の熱によって色落ちや退色が進行する可能性があるため、特に濃い色の作業服では注意が必要です。

環境への影響

乾燥機の使用は電力消費を伴います。

頻繁に使用することでエネルギー効率が低下し、環境に負荷をかけることにつながる可能性があります。

綿の作業服を乾燥機に入れるかどうかは、個々の状況や作業服のケアラベルに記載されているケア指示に基づいて判断することが重要です。

低温やデリケートサイクルを使用するなど、慎重に扱うことで、作業服の寿命を長く保ちつつ乾燥の利便性を享受できるかもしれません。

まとめ

水を含んだ【綿100%】作業服は地味に重たい。

雨の中、グリースが付いてるかもしれない作業服を抱えて、

家路につく途中、虚しいやら切ないやらで、どんよりした気分になる。

もう、全部、梅雨のせいですよね。(違う)

では、また。

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